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深瀬砂織連載第15回 「社内恋愛」が破局した後・・・どう振る舞う?

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臨床心理士の深瀬と申します。企業研修、職場環境改善などを中心に活動しています。

 

 社内恋愛の後に破局した場合、同じ会社で毎日相手と顔を合わせるため、気まずく感じる人が多いようです。仕事のことで相手と会話する必要がありますが、「どんなふうに接していいかわからない」、「話しかけていいのだろうか」と戸惑うことがあるかもしれません。でも、仕事で話す必要があるのですから、他の人と同じように接すればよいのではないでしょうか。その時に大切なのは、相手の態度がどうであろうと淡々としていることです。相手が冷たい態度をとっても、強い言い方で返事をしても、自分は淡々としていることです。仕事をスムーズに進めることだけを考えて、必要な時に必要な話をする。それを貫く。ごく当たり前のことを日々実践していくだけです。

 

 そして、仕事以外の時間は次のように考えてみてはいかがでしょうか。恋人、友人、家族など、誰であっても一緒に過ごす時、離れる時があります。「一緒に過ごした時期は二人が同じステージにいたけれど、今はどちらかが成長して別のステージに移ったから別れたのかもしれないな」、「お互い自分の問題を解決するために出会って、それを解決したから別れたのかもしれない」、「今は離れてしまったけど、かつては素晴らしい時間を共有してくれたんだ」など。はじめのうちは別れた悲しみや相手への嫌悪感しか出てこなくても、日々このように自分に語りかけることで、感謝や思いやり、慈しみなど相手に対する別の感情が出てくるかもしれませんよ。

深瀬 砂織(ふかせ・さおり) 東京都出身。臨床心理士でシニア産業カウンセラー、2級キャリア・コンサルティング技能士、キャリアコンサルタントの資格を持つ。企業の研修講師、職場環境の改善提案、経営者、人事労務担当者へのアドバイス、大学、自治体での講演など全国各地で精力的に活動している。