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韓国紙が国民的発酵乳でヤクルト紹介も、「ある矛盾」指摘する声が

 韓国紙・中央日報が、国内販売量500億本のヤクルトを紹介した記事に日本国内から疑問が上がっている。

 

 同紙は、ヤクルトが昨年基準で韓国の国民1人当たり970本を飲んだ国民的発酵乳と紹介。「韓国初の乳酸菌発酵乳ヤクルトは1971年に初めて発売された。ヤクルト発売初期に世論は好意的でなかった。『菌にお金を払って飲むのか』という非難を受けたりもした。6月に死去した韓国ヤクルト創業者の尹徳炳(ユン・ドクピョン)会長はこうした世論にも乳酸菌が下痢や便秘予防などに効果的だとして無料試飲行事など積極的マーケティングを継続した。積極的なサンプリングマーケティングは消費者の認識改善につながり、その後の販売に弾みが付いた。発売から6年過ぎた77年には1日販売量が100万本を超え、国民的間食として定着した」とした上で、「ヤクルトの訪問販売方式も国民的人気を享受できた秘訣のひとつに挙げられる。尹会長は女性の雇用を創出するために主婦を対象に「ヤクルトおばさん」制度を導入した。71年に47人にすぎなかったヤクルトおばさんは98年に1万人を超えた。『フレッシュマネジャー』に名前を変えたヤクルトおばさんは現在1万1000人ほど。韓国最高の販売組織のひとつだ」とヤクルトの功績をたたえた。

 

 商品開発についても創意工夫を重ねていることを詳細に伝えている。そして、韓国ヤクルトでマーケティング常務を務めるピョン・ギョング氏が「韓国ヤクルトの代表長寿製品であるヤクルトは1971年から消費者の意見と市場状況を反映して変身を繰り返してきた。今後も限界を決めず多様な形態のブランド拡張で市場先導製品としての位置づけを強固にしたい」と語ったことを伝えている。

 

 この記事に、ネット上では「日本発祥であることや、開発者の医学博士、代田稔さんの名前も出てこないなど、とても新聞記者が書いたとは思えない、レベルの低い文章です」、「この記事を読むとヤクルトがまるで韓国発祥かのように思える。ミスリーディングする記事だな」、「日本との合弁で作られた会社なのに、全くスルーして、さも自国で確立したように書くところが凄い」など批判的な意見が。ヤクルトは、京都帝国大学医学部で微生物を研究していた医学博士代田稔が1930年に乳酸菌の一種であるラクトバチルス・カゼイ・シロタ株の強化・培養に成功。5年後の1935年に福岡県福岡市で代田保護菌研究所のもとに飲料として製造・販売を開始したことに始まるが、確かに同紙にはこの経緯が一切触れられていない。

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 また、日韓関係が悪化の一途をたどり、韓国国内で日本製品の不買運動が行われている現状との矛盾を指摘する声が。「ヤクルトは日本企業なんですけど。不買はしないのですか。ビールは不買でヤクルトは不買しなくていいのですか。意味が分からないですが」、「ユニクロはダメでヤクルトがOKな理由が判らない」など疑問の書き込みが目立った。