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山梨小1女児不明 ある「失踪事件」との共通点とは

 山梨県道志村のキャンプ場に遊びに来ていた千葉県成田市に住む小学1年生の小倉美咲ちゃん(7)が9月21日に行方不明になってからまもなく3ヶ月を迎えるが、依然として消息がつかめない。美咲ちゃんが1日も早く無事に救出されることを願うばかりだ。情報提供は山梨県警大月署(電話0554・22・0110)。

 

 この失踪事件と共通点が多いとされているのが、09年7月に岐阜県郡上市のひるがの高原キャンプ場で起きた「下村まなみさん行方不明事件」だ。当時愛知県常滑市立常滑西小学校5年だった下村まなみさんが学校行事中に忽然と姿を消し、現在も行方が分かっていない。

 

 美咲ちゃんの行方不明事件と同様に、キャンプ場で起きた。2泊3日の予定で訪れた5年生計85人の野外教育活動での出来事だった。7月24日午前8時ごろ、その夜に計画された肝試しのコースの下見として、まなみさんは同級生3人とともに約1キロの遊歩道を散策していた。同級生3人から約20メートル遅れて歩いていたが、同級生たちが目を離した数分の間にまなみさんがいなくなっていた。同級生たちは散策する児童たちを見守っていた校長のところまで戻り、「まなみちゃんがいない」と状況を説明したという。

 

 まなみさんが姿を消す直前に校長が姿を目撃していた。校長は肝試しコースの途中にある小川にかかる橋に立ち、児童が通過していくのを見守っていたという。まなみさんのグループも校長の前を通り過ぎていた。校長はまなみさんが行方不明になる10分ほど前に同級生よりも少し遅れて歩いている姿を目撃して、「頑張れ」、「大丈夫か」と声をかけていたという。しかし、その後に心配になり、後を追いかけたがまなみさんの姿はなかったという。

 

 通報を受けた警察、消防は計1700人の大規模捜索を行ったが、まなみさんは見つからず。事件当日は小学校がキャンプ場を貸し切っていたため、不審者の目撃情報もなかったという。不慮の事故を想定して、12年には池の水を抜いて土を掘り起こしたが、この時も手がかりは見つからなかった。まなみさんは体が弱く、小学5年生だった当時も周囲のサポートが必要な子供だったという。また、ダウン症候群とも診断されており、小学校では特別支援学級に在籍していたという。

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 警察は事件、事故の両面から捜査しているが、有力な手掛かりがつかめていない。みさきさんの衣服、靴などが見つかっていないことから、付近で目撃情報があった熊に襲われた可能性も低いとされている。謎だらけの未解決事件。月日は流れても家族は娘と再会する日を願っている。情報提供は岐阜県警郡上署(電話0575・67・0110)。