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池袋暴走で厳罰求める署名が29万人分も… 「司法の独立」懸念する声が

 東京・池袋で4月に乗用車が暴走して母子2人が死亡した事故で、妻・松永真菜さん(31)と長女の莉子ちゃん(3)を亡くした夫の男性(33)が30日に記者会見し、乗用車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(87)への厳罰を求める署名が約2か月間で約29万人分集まったことを報告した。男性によると、郵送で届いた署名と一緒に、事故を機に免許返納したという高齢者などから手紙計約1万通が届いたという。署名集めは8月で終了する予定だったが、来月15日まで延長して東京地検に提出する。

 

 ネット上では、「これが民意です。警察は即刻動いてほしい。なぜ逮捕しないの?遺族の方の思いをくんでほしい」、「29万という署名の数を重く受け取るべき。これでも少ないと感じるが。国民の大多数は納得していない」、「このまま逮捕しないで逃げ切るなんて絶対に許さない」と飯塚元院長への厳罰を求める書き込みが殺到している。

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 一方で、「中国や北朝鮮ならともかく、署名が集まったことで、刑罰が変わるなら、日本は法治国家でなくなってしまいます。不幸な事故であったことは間違いないし、被害者の御冥福をお祈りする気持ちに変わりはありません。また、加害者が逮捕されず、収監されないことが、問題を複雑化していることは理解します。しかしながら、どこまで行っても日本は法治国家であり、加害者は他の事故と同様に日本の法律に従って罪を償うべきであり、この事故だけが特別扱いされ、ヒステリックな意見や署名によって刑罰の軽重が変わるべきではないと考えます。不幸にして、自分や家族が加害者になる可能性だってあるわけですから、理性的に対応すべきだと考えます」と署名によって法的処罰が変わることを懸念する意見もあった。